日立化成株式会社

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ニュースリリース

2008年10月14日
日立化成工業株式会社

メキシコに自動車用部品の生産拠点を新設

日立化成工業株式会社(本社:東京、執行役社長:長瀬 寧次、資本金:155億円)は、北米における自動車用ディスクブレーキパッド(以下、自動車用DP)を中心とする自動車用部品のさらなる事業拡大を図るため、メキシコ北東部に位置するヌエボレオン州モンテモレロス市工業団地内に「Hitachi Chemical Mexico, S.A. de C.V.」(以下、日立化成メキシコ)を設立し、新工場を建設します。新工場の量産開始は2009年6月を予定し、順次生産能力を増強してまいります。

現在、北米の自動車事業を取り巻く環境は、原油価格高騰や景気減速等による需要減退により厳しい状況にありますが、世界最大の市場であることに加え、小型車需要は拡大傾向にあり、今後も底堅い需要が見込まれています。日立化成グループでは、自動車部品事業を世界市場へ拡大させる方針の下、北米においては、お客様密着型の営業活動と設計、技術サービスの提供を目的として、2007年1月にミシガン州デトロイト近郊のWixomにブレーキシステムの評価設備を備えたデトロイト支店を開設し、体制の強化を進めてきました。これらの積極的な拡販活動に加え、当社グループのNAO(非アスベストオーガニック)DP材は、音振性(低ノイズ)や制動性能でお客様に高い評価をいただいており、従来の日系自動車メーカーに加え、2007年からは米系自動車メーカーにご採用いただくなど、着実に売上を伸ばしています。

こうした中、今後、事業規模のさらなる拡大を図るためには、市場が大きくお客様が集中する北米地域に生産拠点を構え、物流、品質管理の面でお客様のきめ細かな要求に着実に応えていくことが不可欠との判断に加え、今後急成長が見込まれる南米市場への展開を視野に入れ、新たにメキシコでの生産拠点設立を決定したものです。日立化成メキシコは今後5年間に25億円規模の投資を行い、自動車用DPの製造会社としてスタートしますが、将来的にはリアドラム用シューアッセンブリー等のブレーキ製品やその他の生産品目の拡大も検討していきます。

日立化成グループの自動車用部品事業は、国内の他、中国、タイに生産拠点を持ち、さらにはインド、欧州においても自動車メーカーに対する拡販活動を開始するなど、グローバル規模で事業を展開しています。今般メキシコに生産拠点を設置し、短納期対応はもとより当社グループの強みであるお客様密着型の技術サービスを一層強化することにより、最重要マーケットの一つである北米市場の需要を着実に取り込み、事業の拡大を加速してまいります。

<Hitachi Chemical Mexico, S.A. de C.V.の概要>

社名: Hitachi Chemical Mexico, S.A. de C.V.
所在地: メキシコ合衆国 ヌエボレオン州 モンテモレロス市工業団地内
資本金: 12百万US$
設立: 2008年7月10日
出資者: 日立化成工業株式会社 99%、Hitachi Chemical Co. America, Ltd. 1%
従業員: 約100名(予定)
事業内容: 自動車用ブレーキ部品の製造及び販売
投資額: 約25億円
生産能力: 年間1,500万個(自動車用DP/2015年目標)
本格稼動: 2009年6月より(予定)
 

以上

 

<ご参考>

自動車用ディスクブレーキパッド

 
本文ここまで