ソリューション

ホームソリューション耐摩耗はっ水ハードコート材

5Gスマホのプラスチック化に応える、モバイル端末を美しく保つコーティング材料

耐摩耗はっ水ハードコート材

対象業種

スマートフォンメーカー/スマートフォン組み立てメーカー/
スマートフォンフィルムメーカー

用途想定

プラスチック筐体へのトップコーティング

高速・大容量データ通信の実現が期待される次世代通信システム「5G」。この通信を実現するために、これまでより高い周波数帯を活用することが検討されています。これに伴い、スマートフォンでは、筐体に使う素材を金属から、周波数帯に影響しにくいプラスチックを使用する検討が行われています。プラスチックは軽量で通信を妨げない素材である一方、金属と比較すると時間経過とともに汚れや傷が付きやすくなるという欠点を抱えています。
弊社が開発した「耐摩耗はっ水ハードコート材(ヒタロイド 7117H)」は、スマートフォンなどのプラスチック筐体に塗布することで、優れた防汚性、耐摩耗性を発揮し、長期的に汚れや傷の付着を抑制できます。5G規格のスマートフォンの通信性能を確保しつつ、外観の品質維持に貢献します。

課題解決

3,000回こすっても、コーティング表面への汚れや傷を抑制

高周波数帯による通信への影響を低減するため、スマートフォンの金属筐体は、プラスチックの適用が検討されています。
筐体にプラスチックを適用するうえで課題のひとつが、汚れと傷への耐性が低くなるということでした。この対策として、ハードコート材をプラスチックに塗布しますが、100回~200回程度コーティング表面をスチールウールでこすると、汚れがつきやすくなります。当社の開発した「耐摩耗はっ水ハードコート材」を塗布した表面は、スチールウールで3,000回こすっても、傷がつかず、また表面のはっ水・はつ油性を維持し、汚れがつきにくい状態を維持します。

スチールウールで3000回こすった後の防汚性(油性ペンインクはじき性)
当社既存品、ヒタロイド 7117H

特長

優れた耐摩耗性

コーティング面をスチールウールでこすっても、高い防汚性と耐擦傷性を発現します。

摩耗試験

摩耗条件 スチールウール#0000 2kg荷重(φ25mm)

摩耗試験後の水接触角測定結果
汎用品、ヒタロイド 7117Hの3000回摩耗後の外観

硬度と屈曲性の両立

 

鉛筆硬度(750g)

屈曲性
(φ3mm)

 

PET基材
(t100μm)

PMMA
(t2mm)

Glass
(t2mm)

ヒタロイド 7117H
(t5μm)

3H

7H

9H

クラックなし

耐摩耗はっ水ハードコート材の開発ストーリー