ソリューション

ホームソリューション静音すべり軸受

静かで小型なモーターを実現
油膜の形成により異音の発生を抑制する軸受

静音すべり軸受

対象業種

モーターメーカー

用途想定

モーター用軸受

製造作業者の負担軽減や工程の自動化を目的に、ものづくり現場にロボットの導入が進んでいます。また個人の生活でも掃除ロボットを使用するなど、ロボットの活躍が広がっています。今後はIoTやAIの発展により、医療、介護、物流などサービス分野においてもヒューマノイドロボットのようなロボットの普及が見込まれています。
可搬性や動作の効率を高め、また衝突時の衝撃を緩和する目的で、ロボットには軽量化が求められ、同時にそれに内蔵されているモーターも、より小型・軽量化することが期待されています。さらに、人と近い距離で使用されるサービスロボットのモーターに対しては、静音化のニーズが高まることが予想されています。
当社の静音すべり軸受は、転がり軸受と比べて小型化・軽量化が容易で、モーターの異音の発生を抑制することができます。

課題解決

軸受内部の潤滑油が油膜を形成し、異音の発生を抑制

当社の静音すべり軸受は、軸受内部に含浸している潤滑油が軸受とシャフトの間に油膜を形成します。油膜が金属接触を抑制することで、摩擦係数の低減とともに異音の発生を従来の転がり軸受より約10dB低減。従来の転がり軸受で発生していた金属同士の接触による異音の発生を抑制し、モーターの静音化に寄与します。

静音性対決 転がり軸受 VS 静音すべり軸受

静音性対決 転がり軸受 VS 静音すべり軸受 静音性対決 転がり軸受 VS 静音すべり軸受

摩擦特性のある材料により小型化・軽量化を実現

転がり軸受は内輪と外輪、その間にある玉やころといった複数の部品から構成されており、小型化が困難でした。当社の静音すべり軸受は、軸受の材料そのものが摩擦特性に優れ、加えて軸受としての機構が単純であることから、小型化が容易です。また、体積自体も小さく、多孔質体で内部に微細な穴が多く存在するため、軽量化が可能です(内径10mmとした場合、サイズ・重量ともに転がり軸受の1/3程度)。

転がり軸受と静音すべり軸受の構造の比較 イメージ

特長

安定した油膜の形成が可能

低融点粉末や多孔質粉末を使用することで、軸受内の微細な穴の大きさや数を最適化しているため、軸の回転開始直後や断続的な摺動状態でも、安定した油膜を形成することができます。また、材料に硬質相を作り耐摩耗性の向上も可能です。

転がり軸受と静音すべり軸受の構造の比較 イメージ

優れた耐電食性

転がり軸受はボールやころの接触面積が小さいのに対し、静音すべり軸受は回転する軸との接触面積が大きいため、電食が起こりにくく耐電食性に優れています。また、静音すべり軸受は油膜を形成することによって、シャフトと軸受の間の電気抵抗が大きくなり電食が起こりにくくなります。